zsh を使用#
WSL (Windows Subsystem for Linux) で AlmaLinux を実行し、その中で zsh
シェルを使用する方法を以下に説明します。
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AlmaLinux のインストール: まず、WSL2 として AlmaLinux をインストールします。AlmaLinux の公式リリースが Microsoft Store にない場合、他の方法でインストールする必要があります。公式の方法や、WSL-DistroLauncherを使ったサードパーティの手法などを検討してください。
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WSL で AlmaLinux を開始: Windows コマンドプロンプトまたは PowerShell で、WSL を起動します:
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Zsh のインストール: AlmaLinux で次のコマンドを実行して、zshをインストールします:
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Zsh をデフォルトシェルとして設定: インストールした後、zsh をデフォルトのシェルとして設定するには、以下のコマンドを実行します:
Info
chsh
コマンドがない場合はsudo dnf install util-linux-user
にてinstallもしくは
以下手順にて/etc/passwd
ファイルを編集すること
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(オプション) Oh My Zshのインストール: 多くのユーザーは zsh のカスタマイズに
Oh My Zsh
を使用します。これをインストールするには、以下のコマンドを実行します: -
再度WSLを開始: Windows コマンドプロンプトまたは PowerShell で WSL を再度開始します。この時、zsh がデフォルトのシェルとして起動するはずです。
以上で、WSL 上の
AlmaLinux で zsh
を使用する設定が完了しました。次回からAlmaLinuxを起動するたびに、デフォルトで zsh
シェルが使われるようになります。
さらにカスタマイズやプラグインの追加を希望する場合は、Oh My Zsh の公式ドキュメントやコミュニティを参照してください。Oh My Zsh
は非常に多くのプラグインやテーマがあり、それらを利用してシェルの機能や見た目を拡張することができます。
最後に、zsh
と Oh My Zsh
の設定ファイルはホームディレクトリの .zshrc
に保存されていますので、そのファイルを編集することで様々なカスタマイズが可能です。