alias コマンド

Linuxでエイリアスを作成するには、alias コマンドを使用します。以下は基本的な使い方です。

1. 一時的なエイリアスの作成

一時的なエイリアスを作成する場合、ターミナルで直接次のように入力します。

alias 新しいコマンド名='実際のコマンド'

例えば、ls -la コマンドを短縮して lla として実行したい場合は、次のようにします。

alias lla='ls -la'

ただし、この方法で作成されたエイリアスは、現在のセッション内でのみ有効です。

1. 恒久的なエイリアスの作成

エイリアスを永続的に保存するには、ユーザーのホームディレクトリにある .bashrc 、 .bash_profile 、 .zshrc などの設定ファイルにエイリアスを追加します。使用しているシェルに応じて、適切なファイルを編集してください。

例えば、.bashrc にエイリアスを追加する場合:

nano ~/.bashrc

そして、ファイルの最後にエイリアスを追記します:

alias lla='ls -la'

保存して終了した後、変更を適用するには新しいターミナルを開くか、次のコマンドを実行してください。

source ~/.bashrc

この方法でエイリアスを作成すると、次回から新しいコマンド名で元のコマンドを短縮して実行することができます。