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cron#

cronは、UNIXベースのシステムで定期的にコマンドやシェルスクリプトを実行するためのジョブスケジューラーです。 これにより、特定の時間や日にジョブを自動的に実行することができます。

cronの構文#

cronジョブは、crontabファイルに指定された形式でスケジュールされます。このファイルは、以下の5つのフィールドで構成されるスケジュール情報と、実行するコマンドの組み合わせで構成されています。

[ \text{{分}} \text{{時}} \text{{日}} \text{{月}} \text{{曜日}} \text{{コマンド}} ]

  • 分 - 0から59の間の値
  • 時 - 0から23の間の値
  • 日 - 1から31の間の値
  • 月 - 1から12の間の値
  • 曜日 - 0から7の間の値（0と7はどちらも日曜日）

例:#

  1. 毎日午前2時に/path/to/script.shを実行する場合: [ 0 2 * * * /path/to/script.sh ]

  2. 毎週月曜日の午前2時に同じスクリプトを実行する場合: [ 0 2 * * 1 /path/to/script.sh ]

crontabのコマンド#

  • crontab -l : 現在のユーザーのcronジョブをリスト表示する
  • crontab -e : 現在のユーザーのcronジョブを編集する
  • crontab -r : 現在のユーザーのcronジョブを削除する

注意点#

  • cronは環境変数の設定が最小限なので、スクリプト内での絶対パスの使用や、必要な環境変数の設定を忘れないようにすることが重要です。
  • ジョブの出力は、特定の出力先にリダイレクトしない限り、システムのメール機能を使用してcronが実行されたユーザーに送信されます。

この情報でcronの基本的な使い方が理解できたでしょうか？何か他に質問があればお知らせください。