Skip to content

vi コマンド#

基本#

vi エディタの基本的なコマンドを簡単にリストアップします。

  1. モードの切り替え
  2. i : 挿入モードに入る(カーソルの前に文字を挿入)
  3. I : 行の先頭で挿入モードに入る
  4. a : 挿入モードに入る(カーソルの後に文字を挿入)
  5. A : 行の末尾で挿入モードに入る
  6. o : 新しい行を下に追加して挿入モードに入る
  7. O : 新しい行を上に追加して挿入モードに入る
  8. ESC : 挿入モードやコマンドラインモードからノーマルモードに戻る

  9. カーソルの移動

  10. h : 左に移動
  11. l : 右に移動
  12. j : 下に移動
  13. k : 上に移動
  14. w : 次の単語の先頭に移動
  15. b : 前の単語の先頭に移動

  16. テキストの操作

  17. x : カーソル位置の文字を削除
  18. dw : カーソル位置から次の単語の終わりまでを削除
  19. dd : 行全体を削除
  20. yy : 行全体をコピー(ヤンク)
  21. p : バッファの内容をカーソルの下にペースト
  22. P : バッファの内容をカーソルの上にペースト

  23. 検索と置換

  24. /[キーワード] : キーワードを前方検索
  25. ?[キーワード] : キーワードを後方検索
  26. n : 次の検索結果へ
  27. N : 前の検索結果へ

  28. その他

  29. :w : ファイルを保存
  30. :q : viを終了
  31. :wq : ファイルを保存してviを終了
  32. :q! : 保存せずにviを強制終了
  33. :set number : 行番号を表示
  34. :set nonumber : 行番号を非表示

これはviの基本コマンドの一部です。習熟するには練習が必要ですが、これで基本的な操作はできるようになります。

応用#

もちろん、vi (またはvim)の応用コマンドについても説明します。

  1. テキスト操作
  2. r : カーソル位置の文字を置き換える
  3. R : カーソル位置からの文字を置き換えるモードに入る(Overwriteモード)
  4. D : カーソル位置から行末までを削除
  5. c : テキストを変更する(cw は単語を変更、cc は行を変更など)
  6. s : カーソル位置の文字を削除して挿入モードに入る

  7. テキストの選択 (ビジュアルモード)

  8. v : 文字単位の選択
  9. V : 行単位の選択
  10. Ctrl + v : 矩形選択

  11. マルチウィンドウ操作

  12. :split または :sp : 水平にウィンドウを分割
  13. :vsplit または :vsp : 垂直にウィンドウを分割
  14. Ctrl + w 続けて h/j/k/l : ウィンドウ間を移動

  15. マークとジャンプ

  16. m[マーク名(a-z)] : 現在の位置にマークをつける
  17. `[マーク名] : 指定したマークの位置にジャンプ

  18. 置換

  19. :[範囲]s/検索文字列/置換文字列/g : 検索文字列を置換文字列に置換(gは行内のすべての出現箇所)

  20. 外部コマンドの実行

  21. :!コマンド : 外部コマンドを実行
  22. :read !コマンド : コマンドの出力を現在のファイルに挿入

  23. マクロ

  24. q[レジスタ] : マクロの録画を開始
  25. q : マクロの録画を終了
  26. @[レジスタ] : マクロの再生

  27. その他設定・機能

  28. :set paste : ペーストモードのオン
  29. :set nopaste : ペーストモードのオフ
  30. :set autoindent : 自動インデントのオン
  31. :syntax on : シンタックスハイライトのオン

これらはvivimの高度な機能の一部です。これらのコマンドを活用することで、テキストの編集がさらに効率的になります。